20日午前、福島県郡山市のコンビニエンスストアで、千葉県の36歳の無職の男が強盗未遂の疑いで現行犯逮捕されました。男は利用客の男性に諭され、犯行を断念したということです。 強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、千葉県船橋市の無職、清水広布容疑者36歳です。警察によりますと、清水容疑者は20日午前9時前、郡山市堤のコンビニエンスストアで、店員にカッターナイフを突きつけ、「金を出せ。いいから金を出せ」などと言って、現金を奪おうとした疑いがもたれています。 清水容疑者は、利用客の男性から犯行をやめるように諭されて犯行を断念したということです。その後、清水容疑者が「警察に電話しろ」と言い、店員からの通報を受けて駆けつけた警察官が現行犯で逮捕しました。 警察の調べに対し、清水容疑者は「カッターナイフを突きつけたことは認めるが、強盗をするつもりはなかった」などと、容疑を一部否認しているということです。