容疑者「社会復帰しなければ」 長野駅前殺傷半年

JR長野駅前で1月、男女3人が殺傷された事件で、殺人容疑などで3回逮捕された長野市の無職矢口雄資容疑者(47)が自身を「中、上流階級の人間」などと言い「社会に復帰しなければならない」といった趣旨の供述をしていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。明確な動機は話していないという。22日で発生半年となった。 捜査関係者によると、矢口容疑者は黙秘していたが3月の3回目の逮捕後「無罪を主張します」と供述した。過去のことを「就職し、いじめられて解雇された」とも話したという。仕事を転々とし、近隣住民や家族とも疎遠で社会から孤立していたとみられる。所持金はほとんど無く、生活保護を受給していた。

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