十日町市博物館の館長を務める男が、女性用トイレに小型カメラを設置し盗撮しようとした疑いで逮捕されました。 県迷惑行為等防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、十日町市文化財課の課長で十日町市博物館の館長の菅沼亘容疑者です。警察によりますと、菅沼容疑者は7月下旬、十日町市内の公共施設の女性用トイレに盗撮する目的で小型カメラを設置した疑いが持たれています。カメラを発見した人からの通報で発覚し警察が捜査した結果、菅沼容疑者の逮捕にいたったということです。 警察の調べに対し菅沼容疑者は容疑を認めていて、警察は動機や余罪について調べています。 これを受けて十日町市の関口芳史市長は、「市民の皆様の信頼を著しく失墜させる事態となりましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。職員の指導をさらに徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントを発表しています。