検証・鹿児島県警 ストーカー、盗撮…現職警官は警察情報を悪用した。軽い処分、透けるおごり…憤る被害側「信頼はゼロだ」

鹿児島県警が刷新を迫られている。現職警察官らの不祥事が相次ぎ、その後の対応も県民が納得できるものとは言えず、信頼を失った。野川明輝前本部長による隠蔽(いんぺい)疑惑まで浮上し、組織そのものに不信の目が向けられている。一連の不祥事は、メディア捜索の是非や公益通報の適否、公安委員会制度の課題などさまざまな論点も浮き彫りにした。県警の不祥事を通して考える連載企画「検証 鹿児島県警」の第1部は、県民感覚を欠いた実情を見つめ、組織像を問う。(連載「検証・鹿児島県警第1部~欠けた県民感覚①」より)

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