介護施設の職員が、施設に入居していた90代の女性に暴行したとして逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは三重県明和町の介護老人福祉施設で介護福祉士として勤務していた青木友也容疑者(23)です。 警察によりますと青木容疑者は今年5月、施設に入居していた90代の女性の手を引っ張り、額を叩くなどの暴行をし、全治およそ6週間の肩関節脱臼のケガをさせた疑いがもたれています。 女性の肩が腫れていると別の職員から報告を受けた施設が6月に警察に通報し、防犯カメラなどを調べた結果、容疑が発覚したということです。 取り調べに対し青木容疑者は「女性の手を引っ張りケガをさせました」などと容疑を認めていて、警察は動機を調べるとともに他にも同様の行為を行っていたかなどについて捜査しています。 青木容疑者は事件の発覚後、施設から懲戒解雇されています。