千葉・市原市のホテルで、女性従業員を殺害し現金を奪った疑いでホテルで働いていた男が逮捕された事件で、フロントにあった現金がなくなっていたことが新たに分かった。 江川敦容疑者（47）は11月1日、市原市中高根のホテルで従業員の佐伯仁美さん（56）の首を刃物で切るなどして殺害し、現金約1万2000円を奪った疑いが持たれている。 江川容疑者はこのホテルの元従業員で、調べに対し容疑を認めているということだ。 これまでの調べで壊されていた客室の精算機の中は現金が残っていたが、その後の捜査でフロントに保管されていた現金がなくなっていたことが新たに分かった。 警察は江川容疑者がホテルにある現金を狙って犯行に及んだとみて調べている。