広島県警は、列車内で10代の女性2人の身体を触ったとして、県迷惑防止条例違反の疑いで広島県警に勤務する幹部職員の男(58)を逮捕しました。 県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕されたのは、広島市佐伯区海老園に住む、広島県警の職員で科学捜査研究所の管理官として勤務する田中雅史容疑者(58)です。 県警によりますと、田中容疑者は4月17日の午前7時20分から30分頃までの間に、JR山陽線の列車内で女性(10代)の太ももを触った疑いと、4月22日にも同時間帯のJR山陽線の列車内で、別の女性(10代)の尻を触った疑いがもたれています。 田中容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。 女性2人が被害を訴えて事件が発覚したということです。 広島県警の則宗啓司首席監察官は「本件は、警察職員としてあるまじき行為であり、被害に遭われた方、その関係者や県民の皆様に心よりお詫び申し上げます。今後、事実関係を調査の上、厳正に対処してまいります」としています。 ※速報段階の情報です。情報は随時更新します。