「オンライン・カジノに1億円」でギャンブル地獄 精神科医が指摘する依存症で脳が壊れた人たち

オンライン・カジノを国内から利用してギャンブルをしたとして芸人やスポーツ選手などが相次いで摘発されている。フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長(当時)が常習賭博の罪で逮捕・起訴されるなど、オンライン・カジノの日本での広がり具合や深刻度を印象付けた。ギャンブル依存症の患者とその家族の苦しみに長年向き合ってきたのが精神科医で作家の帚木蓬生氏だ。その近著『ギャンブル脳』(新潮新書)にはギャンブル依存症の恐ろしい実態が克明につづられている。 *編集部注:特に指定のない場合、《》内は同書からの引用です。同書では通常使われているギャンブル依存症という用語の代わりに、「ギャンブル症」という言葉が使われています。

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