「借金の返済や生活費に使った」税務署の元職員を逮捕 在職中に税金滞納分として徴収の現金を横領した疑い 被害額およそ400万円か

甲府税務署の職員だった男が在職中に税金の滞納分として徴収した現金を着服した疑いで逮捕されました。 男は「借金の返済や生活費に使った」などと供述し容疑を認めているということです。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは甲府市飯田の元甲府税務署職員 石井克樹容疑者(25)です。 警察によりますと石井容疑者は甲府税務署に勤務していた去年12月から今年5月までの間に、11回にわたり甲府市内にある飲食店の経営者から税金の滞納分として徴収した現金およそ88万円を着服し、横領した疑いがもたれています。 6月上旬にこの飲食店経営者が「税務署員に支払った税金を横領されたかもしれない」などと警察に相談したことで事件が発覚しました。 捜査関係者によりますと石井容疑者は他の税金滞納者から徴収した金の着服も繰り返していたとみられ、被害額はおよそ400万円に上るとみられています。 石井容疑者は調べに対し「借金の返済や生活費に使った」などと供述し容疑を認めているということです。 警察で余罪も含めて調べています。

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