不正車検容疑で車検場責任者ら男4人再逮捕 贈収賄容疑でも2人を書類送検へ 警視庁

改造した高級スポーツカー「ランボルギーニ」などの車検を不正に通させたなどとして、車検場の責任者の男ら4人が再逮捕されました。 再逮捕されたのは、千葉県の車検場の責任者・成田国造容疑者(80)と自動車販売業の猪俣光雄容疑者(58)ら男4人です。 4人は去年9月から今年2月、宮城県の男性が所有する不正な改造パーツをつけた「ランボルギーニ」など高級スポーツカー7台を成田容疑者の車検場に持ち込み、法律で必要な検査をせず、うその証明書をつくり、不正に車検を通させた疑いがもたれています。 警視庁によりますと、猪俣容疑者は不正車検の窓口役で、取り調べに対し成田容疑者らは容疑を認めているということです。 警視庁はまた、みなし公務員である成田容疑者らが8台の不正車検を通す見返りに、猪俣容疑者から合わせて8万8000円を受け取った疑いがあるとして、来月4日にも成田容疑者を加重収賄の疑いで、猪俣容疑者を贈賄の疑いで、書類送検する方針です。

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