今年6月、愛媛県松山市のマンションで、元交際相手の女子大学生を刃物で刺した疑いなどで逮捕され、家庭裁判所に送られていた元大学生の男について、裁判所は身柄を松山地検に逆送致しました。 逆送致されたのは福岡県福岡市の元大学生の男(18)です。 元大学生は、今年6月15日未明松山市清水町のマンションで、この家に住む元交際相手の女子大学生(当時18)の左足の太ももや背中を包丁で刺すなどして、殺害しようとした殺人未遂の疑いで逮捕されました。 元大学生は今月5日に家庭裁判所に送られ観護措置が取られていましたが、31日に行われた審判の結果、松山地方検察庁への逆送致が決まりました。 松山家庭裁判所は逆送致の理由について「人を死亡させる危険性の高い行為であり、負わせた傷害も重大である」などとして『刑事処分が相当』としています。 元大学生は松山地検が起訴した場合、刑事裁判で裁かれることになります。