生活保護費555万円を不正受給か 40代の女逮捕 韓国コスメ販売の収入を申告せず

生活保護費555万円あまりを不正に受け取ったとして、北九州市の40代の女が逮捕されました。 生活保護法違反の疑いで逮捕されたのは、北九州市小倉北区の河野由莉容疑者(40)です。 警察によりますと河野容疑者は2022年2月から去年9月まで韓国の化粧品会社から仕入れた化粧品などをインターネットで販売し、71万円あまりを売り上げていたにもかかわらず、小倉北区の福祉事務所に収入や仕事について届け出をせず、生活保護を受け続けていた疑いです。 河野容疑者は長男と2人で暮らすための生活保護を申請していて、不正に受け取った額は2年半で合計555万4600円に上ります。 ことし2月、小倉北区役所の職員が「保護申請の時とは異なる住所に住んでいる人がいる」と警察に相談したことで事件が発覚しました。 河野容疑者は警察の調べに対し、「(化粧品を)売って収入はあったけれど、利益はなかったので届けていない」と容疑を否認しています。 警察は、河野容疑者の仕事や売り上げの実態について詳しく調べる方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加