ことし5月、鎌倉市の住宅に男らが押し入り住人の顔を殴り逃走した強盗傷害事件で、神奈川県警は7月31日までに、18歳から当時19歳の少年4人を逮捕しました。 強盗傷害などの疑いで逮捕されたのは、神奈川県内などに住む18歳から当時19歳だった少年4人です。 県警によりますと4人はことし5月、鎌倉市腰越の住宅に押し入り、スタンガンを使って「金を出せ」などと脅したうえ、住人の男性の顔を殴りケガをさせ、金品を奪おうとした疑いが持たれています。 4人は男性が抵抗したため、その場を逃走しました。 県警は4人の認否を明らかにしていません。 また、実行役の少年3人は知人関係にあったということですが、運転手役の少年とは面識がなく、藤沢市内の駅付近で実行役の3人を車に乗せ犯行現場に連れて行き、その後、合流場所とは違う藤沢市内の駅で3人を降ろしたということです。 運転手役の少年は何らかの形で実行役の3人を誘い犯行に及んだとみられています。 県警は事件の背後に組織的なグループが関与している可能性もあるとみて事件の全容解明を進めています。