国士舘大男子柔道部員2人逮捕 大麻使用などの疑い―警視庁

国士舘大学柔道部で部員6人に大麻を使用した疑いが浮上していた問題で、警視庁が男子部員2人を逮捕したことが分かりました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、国士舘大学の柔道部員樫原宏幸容疑者(20)と男子部員(19)の2人です。 捜査関係者によりますと、樫原容疑者は2025年3月から6月にかけて、都内やその周辺で大麻を使用した疑いや、6月に東京・町田市にある国士舘大学の学生寮で大麻リキッド約0.293グラムや、男子部員(19)と共謀して、乾燥大麻0.015グラムを所持した疑いがもたれています。 また、男子部員(19)は同じ学生寮で大麻リキッド約0.123グラムや、乾燥大麻を所持した疑いがもたれています。2025年6月、国士舘大学は1、2年生の男子柔道部員6人に大麻を使用した疑いがあると発表していましたが、警視庁による尿検査で樫原容疑者から陽性反応が出ていたということです。 また、警視庁が学生寮の家宅捜索を行った結果、大麻のような植物片や吸引器が見つかっていました。 調べに対し、2人は容疑を認めているということです。 国士舘大学柔道部は大学柔道の強豪校として知られ、この問題を受け、全ての活動を無期限で停止することを発表していました。

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