家宅捜索中に捜査対象の男性に暴行を加えたとして大阪府警の警部補ら２人が逮捕されましたが、現場にいた別の男性２人も暴行を受けたと訴えていることがわかりました。 大阪府警捜査四課の警部補・時長力容疑者（５１）と巡査部長・阪口裕介容疑者（３２）は７月、大阪市内で行った家宅捜索で捜査対象となっている２０代の男性に顔を平手で殴るなど暴行を加えた疑いがもたれています。 警察によりますと、当時現場には捜査員が２０人以上いましたが、現場にいた別の男性２人も警察官から暴行を受けたと訴えているということです。被害を訴えている男性含む４人が逮捕されましたが、大阪府警は違法捜査の疑いがあるとして、４人を釈放しました。 大阪府警は、当時の状況を調べるとともに別の２人への暴行の有無も調べています。