今年7月、福岡県久留米市でスポーツカーを猛スピードで運転して車に追突し、小学生と祖父母に重傷を負わせたとして男が逮捕された事件。 検察が刑事責任能力を調べるため、精神鑑定を行う鑑定留置を始めました。 危険運転傷害の疑いで逮捕・送検された、住所不定の無職・野田隆徳容疑者(46)。 7月5日、久留米市津福本町の国道で制限速度を大幅に超える速度でスポーツカーを運転して軽乗用車に追突し、小学4年生の男の子と50代の祖父母に重傷を負わせた疑いが持たれています。 警察によりますと3人は意識不明の重体で病院に運ばれ、その後、意識は戻りましたが、今も命に危険がある状態が続いているということです。 少なくとも時速100キロ以上で走行し、軽乗用車に追突したとみられる野田容疑者。 検察が刑事責任能力を調べるため、今月1日から鑑定留置を始めたことがわかりました。 期間は10月6日までで、検察は精神鑑定の結果などをもとに起訴するか判断します。