夜景スポットとしてSNSで話題になり、若者の間で人気となっている生駒山の公園の門扉の鍵を壊したとして、19歳の少年が逮捕されました。 器物損壊の疑いで逮捕されたのは、東大阪市に住む建設作業員の19歳の少年です。警察によりますと、少年は先月29日の午後10時半ごろ、東大阪市の生駒山にある公園の鉄製の門扉に取り付けられたダイヤル錠を壊した疑いがもたれています。 警察によりますと、この公園は大阪の夜景が一望できることから、SNSなどで有名になり、若者の間で“夜景スポット”として人気だということです。一方、近隣の住民は、バイクの騒音やたばこの吸い殻などのごみに悩まされていて、夜間の人の出入りを制限するために、公園に鍵を設置。夜間は施錠していたということです。 鍵は、事件以前から設置されていましたが、何度も壊されていて、事件が起きた日に新しく設置したばかりだったということです。 逮捕された少年は、夜景を見るために友人らと公園を訪れたとみられ、警察の調べに対し、「扉の鍵を壊したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。