広島県府中町で男性が殺害され10代3人が逮捕された事件で、家庭裁判所は刑事処分が相当として16歳の少年を検察に送致しました。 3人は府中町の水分峡森林公園で、都内の男性会社員(52)を殺害し、現金を奪ったとして、強盗殺人などの非行事実で家庭裁判所に送致されていました。 広島家裁は強盗殺人の非行事実に問われる16歳の少年について、「女に被害者の呼び出しを指示し、報酬を持ち掛けて男を誘い込んだ」 「殺意をもって頭部を木の棒で2回殴り殺害した」 などと厳しく指摘し、検察に送致しました。 広島家裁はきのう、18歳の男を強盗致死の非行事実で逆送したほか、恐喝の非行事実に問われた18歳の女を少年院送致の保護処分にしています。