対立する不良グループと間違い、少年1人を約40人で襲ったか 殺人未遂の疑いで「悪麻邪鬼」名乗るグループのメンバーらを逮捕 大阪府警

大阪府東大阪市で4月、約40人の不良グループが少年1人を襲撃した事件があり、このうち少年5人が殺人未遂の疑いなどで逮捕されました。警察は、少年らが対立するグループが襲撃に来るといった不確かな情報で間違ったグループと乱闘騒ぎになったとみています。 凶器準備集合と殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪府内居住や住所不定の16~19歳の少年ら5人です。 5人は今年4月、東大阪市の近鉄布施駅北側の路上で約40人のグループとなって16歳の少年を襲撃し、頭部を殴打するなどして全治1カ月の重傷を負わせ殺害しようとした疑いがもたれています。 少年らのうち一人は「悪麻邪鬼」(あまのじゃく)を名乗る不良グループのメンバーとみられています。このグループは名古屋市の不良グループとSNSでトラブルになっていて、事件当日に「襲撃に来る」といった情報を聞いて布施駅に友人らと集合し、現場に居合わせた無関係の16歳の少年を襲撃したとみられます。 警察は少年らの5人の認否を明らかにしていません。 「悪麻邪鬼」は約4年前に中学生を中心に結成された15人ほどの不良グループだということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加