捜査を受けていた男性に暴行を加えた疑いで大阪府警の警察官らが逮捕された事件。 現場にいた男性らが「3人から5人の捜査員に殴られた」などと話していることがわかりました。 大阪府警・捜査四課の警部補、時長力容疑者(51)と巡査部長の阪口裕介容疑者(32)は、スカウトグループの拠点とみられるビルの一室を家宅捜索中、捜査対象の男性の顔を平手打ちするなど暴行を加えた疑いが持たれています。 調べに対し、時長容疑者は容疑を否認し、阪口容疑者は容疑を認めています。 捜査関係者によると、捜査対象の男性3人は「3人から5人の捜査員に殴られた」などと訴えているということです。 当時、部屋には20人以上の捜査員がいましたが、時長容疑者らを制止することはなかったとみられます。 防犯カメラには当時の様子が記録されていて、警察は他の捜査員による暴行の有無について調べています。 (関西テレビ「newsランナー」2025年8月7日放送)