兵庫県議会の百条委員会で委員を務め、1月に亡くなった竹内英明元県議の名誉を棄損したとして、竹内氏の妻がNHK党の立花孝志氏を刑事告訴したことを明らかにしました。 (竹内氏の妻)「兵庫県政の混乱の中で追い詰められ、孤立し、社会に絶望してこの世を去りました」 兵庫県の百条委員会の委員として、斎藤知事を追及していた竹内元県議は1月、SNSでの誹謗中傷などを苦に、自宅で自ら命を絶ちました。 竹内氏の妻は8日、会見を開き、竹内氏への名誉棄損の疑いで、NHK党の立花氏を6月に刑事告訴し、県警に受理されたことを明らかにしました。 告訴状では、立花氏が竹内氏について、「警察の取り調べを受けているのは間違いない」などと演説したほか、亡くなったあとにも「あす逮捕される予定だったそう」などと発信し、名誉を棄損したとしています。 刑事告訴を受けて、立花氏は「名誉毀損容疑について、警察が受理したことは妥当であると考えている。今後、警察には『なぜ私が竹内さんの名誉を毀損したのか』についての真実、あるいは真実相当性を説明して、不起訴になるように努力していきます」などとコメントしています。