誘い文句は「コメが安く買える。一緒に行こう」…昭和最悪の性犯罪者「小平義雄」が10人の女性を毒牙にかけるまで

「昭和100年」のこの夏、コメを巡るニュースが相次いだ。江藤拓前農林水産大臣は「コメは買ったことがない。売るほどある」などと舌禍で更迭、後任の小泉進次郎氏は自ら「コメ担当大臣」と称するほど、令和のいま「コメ」を巡る問題は、喫緊の課題になっている。振り返れば、昭和の時代も「コメ」を求めて国民が混乱を極めた時期があった。戦後の食糧難である。混沌とした時代を背景に、極悪非道の犯罪に手を染めた男がいた――(全2回の第1回)

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