今年5月から6月にかけて、北海道伊逹市の空き家に侵入し金品を盗もうとしたとして、札幌市に住む18歳から20歳の男4人が逮捕されました。 4人のうち3人は、伊逹市や登別市で発生した別の邸宅侵入・窃盗事件でも逮捕されていて、警察はさらに余罪があるとみて捜査しています。 邸宅侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区に住む無職・佐藤空容疑者(20)、札幌市中央区に住む無職・竹村響稀容疑者(20)と、札幌市東区に住む無職の男(19)とアルバイト従業員の男(18)の計4人です。 佐藤容疑者ら4人は共謀し、5月5日午後3時ごろから6月11日午後3時すぎまでの間、伊逹市北黄金町の空き家に侵入し、金品を盗もうとした疑いが持たれています。 警察によりますと、4人は空き家の裏口のドアのガラスを割り、施錠を解いて住宅に侵入しましたが、金品を発見できずに逃げたということです。 4人のうち竹村容疑者を除く3人は、5月に伊逹市や登別市で発生した別の邸宅侵入・窃盗事件などで2度逮捕されていて、警察が余罪を捜査していた過程で今回の事件が発覚し、逮捕に至りました。 4人は知人関係で、取り調べに対し全員、容疑を認めた上で「換金する目的だった」「ほかにも100件くらいやった」という趣旨の供述をしているということです。 警察は、さらに余罪があるとみて追及するとともに、他に共犯者がいないか捜査を進めています。