7月27日未明、札幌・ススキノの飲食店ビルで、20代の女性に声をかけて抱え上げ、わいせつな行為をしようとしたとして、31歳のモンゴル国籍の男が逮捕されました。 わいせつ略取未遂の疑いで逮捕されたのは、札幌市厚別区に住むモンゴル国籍でとび職のチュルーンバト トゥルバト容疑者(31)です。 チュルーンバト容疑者は、7月27日午前1時ごろ、札幌市中央区南7条西4丁目の飲食店ビルの前でしゃがみ込んでいた20代の女性に声をかけて抱え上げ、ビルの中に連れ込みわいせつな行為をしようとした疑いが持たれています。 警察によりますと、チュルーンバト容疑者がビルの階段を上がろうとしたところ女性が抵抗したため、わいせつ行為には至らなかったということです。 現場を目撃していた女性の知人が110番通報して事件が発覚。 警察は、聴きこみ捜査や付近の防犯カメラの映像などからチュルーンバト容疑者を割り出し12日、逮捕に至りました。 当時、チュルーンバト容疑者は飲み会に参加するためこのビルを訪れていたとみられ、女性との間に面識はありませんでした。 取り調べに対し、チュルーンバト容疑者は「無理やりは何もしていない」と容疑を否認した上で、「介抱しようとしただけ」という趣旨の供述をしているということです。 警察は、当時の状況を調べています。