6歳の長男を自宅に1人で4日間放置したとして、兵庫県警たつの署は13日、保護責任者遺棄容疑で無職の女(26)=同県太子町福地=を逮捕した。同署によると、長男にけがや衰弱などはなく、命に別条はない。一方、女は容疑を認めているという。 逮捕容疑は、9日ごろから12日午後6時50分ごろまでの間、保護すべき責任があるにも関わらず、保育園児の長男(6)を自宅に1人で置き去りにしたとしている。 同署によると、現場は集合住宅。女は長男との2人暮らしで、9日以降「東京に行っていた」などと供述している。放置されていた間、長男は家の中にあった食べ物で過ごしていたとみられる。 12日午後、近隣住民が集合住宅の階段踊り場で泣いている長男に気づき、兵庫県姫路こども家庭センター(同県姫路市、児童相談所)に通報したことから発覚した。同署は詳しい経緯や動機を調べている。