福島県のパチンコ店で現金2800万円を奪ったとして、宮城県多賀城市の男など2人が逮捕された事件で、警察は“闇バイト”で知り合った可能性があるとみて捜査を進めています。 8月14日、送検されたのは、多賀城市笠神に住むアルバイト・村山廉容疑者(21歳)と、自称・福島県桑折町に住む専門学校生(19歳)の少年です。 警察によりますと、2人は12日未明、福島県会津若松市のパチンコ店に押し入り、従業員に拳銃のようなものを突きつけて、現金約2800万円を奪った疑いが持たれています。 調べに対し、村山容疑者は容疑を否認していて、19歳少年はおおむね容疑を認めているということです。 犯行には、おもちゃの拳銃が使われたとみられています。 その後の警察への取材で、2人はいわゆる闇バイトを通じて知り合い、強盗に関与した可能性があることが新たに分かりました。 警察は、他にも共犯がいないかなど、調べを進めています。