"不審な操業” 航空機が発見 長崎県男女群島周辺でサンゴ密漁 中国人5人と日本人1人を逮捕

長崎県の男女群島周辺の海域でサンゴを密漁したとして、長崎海上保安部は、中国人5人と日本人1人を逮捕しました。 長崎海上保安部によりますと、先月5日の昼頃、海上保安庁北九州航空基地の航空機が、男女群島北西の肥前鳥島付近で、海中にサンゴ漁具のようなものを伸ばして操業している漁船を発見。五島海上保安署の巡視船「ふくえ」が、立入検査を実施したところ、漁船には中国人5人が乗っていて、日本の領海内でサンゴを密漁していたことが判明したことから、長崎海上保安部は先月6日、外国人漁業の規制に関する法律違反の疑いで中国人5人を逮捕しました。 またその後の捜査で、6月22日から26日にかけても、同じ海域で操業をしていたことが明らかになったことから、中国人5人を同じ容疑で先月25日再逮捕するとともに、当時一緒に乗船していた日本人1人も逮捕しました。 密漁に使用されていた船は、長崎県五島市を船籍としている漁船「順洋」19トンで、長崎海上保安部は船の所有者などについて調べを進めています。

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