福島県教育委員会は22日、相馬市内の住宅に侵入し、入浴中の女性を盗撮しようとしたとして逮捕・起訴された中学校の教諭を懲戒免職処分にしたと発表しました。 懲戒免職処分となったのは、県立ふたば未来学園中学校の佐藤弘章教諭(32)です。 県教育委員会によりますと、佐藤教諭は今年4月と9月、入浴中の女性を盗撮しようと、相馬市内のそれぞれ別の住宅の敷地に侵入し、1階浴室の外側の窓付近に小型カメラを設置しました。佐藤教諭は10月に逮捕され、11月1日に起訴されていました。 22日はこのほか、200回以上うその超過勤務を申請し、超過勤務手当を約120万円だまし取っていたとして、県相双教育事務所の高野宏樹主任主査(51)も懲戒免職処分となりました。 今年度、県の教職員の懲戒処分はこれで19件となり、このうち4件が免職となっています。