電子計算機使用詐欺の疑いで再逮捕されたのは、兵庫県尼崎市に住む井原智和容疑者（47）です。 警察によりますと、井原容疑者は今年3月、他の仲間と共謀し、女性（65）に対し、市役所職員らを名乗って「保険の還付金の手続きが終わっていません。きょう中に手続きをすればお金が戻ってきます」などとうその電話をかけ、現金約100万円をだまし取った疑いがもたれています。 井原容疑者は「かけ子」3人が逮捕された兵庫県を拠点とする特殊詐欺グループの指示役と見られ、今年7月すでに逮捕されていて、これで2度目の逮捕です。 警察は井原容疑者の認否を明らかにしていませんが、自宅からは封筒で小分けにされた現金1000万円が押収されていて、かけ子へ報酬を分配していたとみて調べています。