山口県警小串警察署は19日、仲間と共謀して下関市の無職の女性(80代)から現金300万円をだまし取ったとして、「受け子」とみられる京都市の無職の男(35)を詐欺の疑いで逮捕しました。 警察によりますと男の仲間が7月22日以降、女性の自宅に複数回電話をかけ、息子を名乗って「現金が必要、息子の代わりに弁護士事務所の関係者に渡してほしい」などと言いました。 後日、男が弁護士事務所の関係者を名乗って女性の自宅を2回訪ね、現金合わせて300万円を受け取り、だまし取った疑いが持たれています。 調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。男は7月25日にうそ電話詐欺未遂事件の容疑者として逮捕されていて、警察の捜査の中で今回の犯行が浮上しました。 警察は男を「受け子」とみて余罪も含めて調べています。