40代の男性から約125万円分の暗号資産をだまし取ったとして、男2人が逮捕されました。 2人は、約54億円の詐欺に関与しているとされる匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」のメンバーとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのはいずれも東京都の会社員、深澤加瑞磨容疑者（31）齋藤光太容疑者（30）です。 警察によりますと2人は、他の者と共謀し、ＳＮＳ上で女性になりすまして宮崎県内に住む男性（45）に「私の言う通りにすれば必ず儲かる」などとうその投資話を持ち掛け、去年5月に2回にわたって約125万円分の暗号資産をだまし取った疑いが持たれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 2人は匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」のメンバーで、被害者から暗号資産を運用する名目で預かるふりをして、実際には、だまし取っていたとみられています。 警察は、グループが約54億円の詐欺に関与しているとみて、組織の実態解明を進めています。