8月6日に原爆ドーム周辺で男2人が警備員に暴行した疑いで逮捕されたことを受け、県警は、広島市内の活動拠点を家宅捜索に入りました。 この事件は6日、「8・6ヒロシマ大行動」が主催する集会が行われていた原爆ドームの周辺で、平和記念式典の警備員に暴行を加えたとして、39歳の男と51歳の男が現行犯逮捕されたものです。 2人は警察の調べに黙秘を続けているということです。 集会の場所は、式典のため入場規制エリアとなっていて、主催者の広島市は、集会の参加者に退去を命令。 集まっていた数百人のうち30人程度は、市から依頼を受けた警察が、強制的に退去させました。2人はいずれも中核派活動家とみられていて、広島県警は20日、中核派の活動拠点とされる広島市南区宇品西の「前進社中国支社」へ家宅捜索に入りました。 県警は、事件への組織的な関与の有無などを調べる方針です。