広島の中核派拠点などを捜索 平和記念式典での暴行容疑 県警と警視庁

8月6日に広島市の平和記念式典の警戒警備に当たっていた警備員に暴行したとして中核派の活動家2人が暴行容疑で現行犯逮捕された事件で、広島県警と警視庁は20日、中核派の活動拠点「前進社」(東京都江戸川区)など複数の関係先を家宅捜索した。 午前8時半ごろから、前進社や前進社中国支社(広島市南区)、市民団体「8・6ヒロシマ大行動実行委員会」事務所(中区)を捜索した。県警と警視庁は事件への組織的な関与の有無などを調べる。 県警は6日午前5時45分ごろ、ドーム北側で警備員男性(30)の足を蹴ったとして住所不詳の男(39)を、午前7時35分ごろにはドーム前の歩道で警備員男性(81)の胸を押したとして別の男(51)=長野市=をいずれも暴行容疑で現行犯逮捕した。 県警によると、2人は中核派の活動家。男(39)は当時、近くで開かれていた8・6ヒロシマ大行動実行委主催の集会に参加していた。2人とも黙秘しているという。

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