先月、投開票が行われた参議院議員選挙を巡り、警察庁は全国の警察における選挙違反の検挙数が54事件62人に上り、うち7人を逮捕したと発表しました。 警察庁によりますと、今月19日までに全国で確認された参院選に伴う選挙違反の検挙数は54事件で、2022年に行われた前回の参院選と比べて18件増加しました。 62人が検挙されていて、そのうち7人が選挙の自由妨害の疑いで逮捕されています。 インターネット掲示板に候補者の殺害をほのめかす投稿をしたとして埼玉県警が30代の男を逮捕したほか、宮城県、千葉県、奈良県などで選挙ポスターを破るなどした疑いで6人が逮捕されています。 一方、全国の警察が警告を行った件数は824件で、前回の参院選から325件減少しています。