島根県浜田市で以前交際していた女性宅の原動機付き自転車1台を壊し、さらにその家に侵入、扇風機などのコードを切断した上で、炊飯器の電源コードを盗んだとして、20日、ベトナム人の男が浜田警察署に逮捕されました。 住居侵入・器物損壊などの容疑で逮捕されたのは、広島県広島市に住む建設作業員のベトナム国籍の男(40)です。 7月13日、浜田市に住む30代女性から、「私の家に誰かが入った。家の中の電化製品の線を切られた」と110番通報がありました。 その後、警察が被害者の女性や関係者に事情聴取をしたところ、以前に被害者女性と交際関係にあったベトナム国籍の男が容疑者として浮上、所要の捜査の結果、男の容疑が固まったとして20日、逮捕しました。 調べによりますと、被害者の女性は、今年6月29日午前6時ごろから7月13日午後6時ごろまで、家を不在にしていて、その間に男は、外に置かれていた原動機付き自転車の電気コードを壊し、合わせてなんらかの方法で女性宅に侵入、家の中にあった扇風機や電子レンジ、掃除機、パソコン、電気ポットといった電気製品のコードを切断、さらに、炊飯器の電源コード1本を盗んだ疑いが持たれています。 男は「電源コードは切ったが炊飯器のコードは盗んではいない。それ以外のことは間違いありません」と一部、容疑を否認しています。 事件の詳しい経緯や動機などについて、浜田警察署が調べています。