顧客から違法に預かった10億円以上の現金 客から借りた金だと装ったか 札幌市の男2人再逮捕

高配当や元本保証をうたい、顧客から違法に預かった10億円以上の現金を客から借りた金だと装ったとして、札幌市に住む男2人が再逮捕されました。 組織犯罪処罰法違反の疑いで再逮捕されたのは、札幌市の会社役員田口真也容疑者と、自営業の西川誠和容疑者です。 2人は国の許可を得ず、顧客から投資目的で預かった現金10億780万円を、犯罪で得た金ではなく客から借りたものだと装った疑いが持たれています。 警察によりますと、2人は道内外の顧客に対し「毎月5%から10%の配当がもらえ、1年後に元本も返ってくる」などと話し金を預かっていましたが、実際の配当は1~2回で元本も返していなかったということです。 2人は出資法違反の罪で先月、起訴されています。 警察は2人の認否を明らかにしていませんが、全国に200人以上の被害者がいるとみて余罪を追及しています。

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