玩具の銃は前日購入、防犯カメラ想定か 会津若松のパチンコ店強盗

福島県会津若松市のパチンコ店「ビックつばめ会津若松店」で現金約2800万円が奪われた事件で、会津若松署に強盗の疑いで逮捕された男2人が事件前日に県内のディスカウントストアで事件に使用するためのおもちゃの拳銃を買ったとみられることが21日、捜査関係者への取材で分かった。県警は指示役とみられる人物からの指示で購入したとみて調べている。 捜査関係者によると、強盗犯役の専門学校生の男(19)=桑折町=と、運転手役のアルバイト従業員の男(21)=宮城県多賀城市=は事件前日の11日に県内で合流。防犯カメラに映ることなどを想定し強盗を装うための道具として、おもちゃの拳銃を購入したとみられる。 同署に盗みなどの疑いで逮捕された被害者役の同店従業員の男(23)=会津美里町字文珠西甲=が店での勤務を終えた後、市内の別の場所で専門学校生の男と合流し、店に戻ったことも捜査関係者への取材で判明。これらの行動も指示役からの指示を受けていたとみられる。

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