300件の「点検商法」に関与か、「瓦にアスベスト使用」と虚偽説明で7人逮捕

不要な屋根の工事契約を結ばせて代金をだまし取ったとして、京都府警は26日、詐欺と特商法違反(不実告知)の疑いで、大阪市中央区の建設会社「新日立建託」元社長の西村元貴容疑者(27)=大阪市西区江戸堀=ら男4人を再逮捕し、新たに男3人を逮捕した。京都府警はいずれも認否を明らかにしていない。 京都府警によると容疑者らは関西を中心に、高齢者宅を訪問して屋根の点検を持ち掛け、不要な工事契約を結ばせる「点検商法」と呼ばれる手口を繰り返していたとみられる。約300件(計約2億8600万円)の被害相談があり、府警が全容解明を進める。 7人の逮捕容疑は共謀し昨年10~11月、京都府宇治市の無職男性(74)に「瓦にアスベスト(石綿)が使用されている」などと虚偽の説明を行い、工事代金約468万円をだまし取ったとしている。

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