神戸女性殺害 3日前に別の女性のあとをつけオートロックをすり抜けていた…谷本将志容疑者(35)ほぼ同じ手口で犯行か

ベッドや冷蔵庫などが置かれた4畳半の部屋。 兵庫・神戸市のマンションで片山恵さんを殺害した疑いで逮捕された谷本将志容疑者(35)が生活していた、東京都内にある会社の寮の部屋です。 警察の家宅捜索が終わったあと、会社の許可を得て撮影したものです。 警察が谷本容疑者の部屋の捜索に着手したのは、27日午前5時過ぎのことでした。 捜索は約2時間にわたり、警察は事件に関連する資料を押収しました。 事件当日の20日に神戸から東京に戻った谷本容疑者。 事件以降この部屋に戻ったかどうか、はっきりしたことは分かっていません。 FNNは新たな映像を入手しました。 事件前日の19日、映像が撮影されたのは午後6時過ぎ。 携帯電話を終始耳に当てながら、片山さんの勤務先の近くをうろつく谷本容疑者とみられる男。 この時、男が肩から掛けているのは小さなバッグ。 谷本容疑者の身柄が確保された東京・奥多摩町で撮影された映像と比べてみると、バッグの形や大きさは同じものに見えます。 そして事件当日の20日午後6時半ごろ、勤務先から出てきた片山さんとみられる女性を尾行する、谷本容疑者とみられる男の姿を防犯カメラが捉えていました。 そして、約50分後の午後7時20分ごろ、片山さんはエレベーター内で谷本容疑者に殺害されたとみられています。 そして27日、谷本容疑者が東京から神戸に到着した8月17日に谷本容疑者とみられる男が別のマンションに住む20代の女性の後をつけ、オートロックをすり抜ける行為をしていたことが新たに分かりました。 片山さんに対する犯行とほぼ同じ手口で、事件3日前にもマンションに侵入していた谷本容疑者とみられる男。 警察は谷本容疑者が襲撃する女性を念入りに物色していた疑いがあるとみて調べを進めています。

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