日本の美術館も数千万円級の被害続出 世界最大級のオークションハウスも欺く天才贋作師・ベルトラッキとは「現在ある作品を真似るのではなく全くないものを作り上げる」

日本の美術館が高額で購入した作品について「贋作」が出回っている。徳島近代美術館が6720万円で購入した「自転車乗り」(フランス人画家 ジャン・メッツァンジェ)、高知県立美術館が1800万円で購入した「少女と白鳥」(ドイツ人画家 ハインリヒ・カンペンドンク)は、いずれも鑑定の結果、贋作だと認定された。この2作品の贋作を作ったというのが“天才贋作師”とも呼ばれるヴォルフガング・ベルトラッキ氏だ。同氏は約120人の画家の作風を模倣し、300点の贋作を制作したと言われている。 「ABEMA Prime」ではベルトラッキ氏と作品について直接対話したことがある所有者、美術作品の真贋に関する専門家らとともに、贋作について議論。ベルトラッキ氏という人物についても掘り下げた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加