永尾柚乃のサプライズ登場に斎藤工、大感激「誘拐の日」クランクアップ! 深澤辰哉らの撮了も

斎藤工が主演を務めるテレビ朝日系の連続ドラマ「誘拐の日」(火曜午後9:00)が、明日9月2日に最終回を迎える。涙のファイナルを前に、現場から、クランクアップの知らせが届いた。 “心優しきマヌケな誘拐犯”新庄政宗を演じた斎藤の最後の撮影は、一連の事件を貫く“最大の謎”へとつながる重要な場面。撮り終えた斎藤は“花束贈呈役”として現れた人物にビックリ。それもそのはず、目の前に現れたのは、この日は現場に来られないと聞いていた、バディを演じた凛役の永尾柚乃だったからだ。 斎藤が「え? 全然気が付かなかった! 今日は来られないって聞いてたよ!?」と驚いていると、永尾は「それウソなんです!(笑)」とサプライズ大成功に笑顔を見せる。 撮影をすべて終えた斎藤は「どこか今までのクランクアップとはひと味もふた味も違うこの現場の温度感は、とても居心地がよくて…。終わってしまうことがいまだに自分の中で咀嚼(そしゃく)できません。俳優を続けてきてよかったなと思えた作品でしたし、こんな現場があるんだったら、これからもこの仕事に夢や希望を抱けるな、と心から思えた4か月でした。この現場に出会えて心から幸せでした」と、この作品で得た大きな収穫を、スタッフ&キャストに対する感謝とともに語った。 斎藤にサプライズを仕掛けた永尾は、須之内司(江口洋介)の部屋のシーンで撮影を終えた。「永尾柚乃さん、オールアップでーす」とスタッフが声を掛けると、永尾の背後からバルーンをあしらった色とりどりの花束を持った斎藤が登場。ところが斎藤、贈呈直前で床に滑って転びそうになり、それに驚いた永尾も敷いてあった布団の上にころんと寝転んでしまうというハプニングが。最後は2人で笑い合うという、凸凹バディらしいクランクアップとなった。 「4か月間、本当にありがとうございました。すごく楽しくて、毎日夢のような日々で、深川(栄洋)監督や片山(修)監督にはいろいろ教えてもらって、すごく勉強になって自分でも成長したなって思います」と撮影の日々を振り返った永尾。「明日から皆さんと会えなくなるのは寂しいけど、またお会いできるよう頑張りたいなと思います。皆さんに会えて本当にうれしかったし、すごく楽しかったです。ホントにホントにありがとうございました」と、さらに成長した自分での再会を誓う。 物語終盤、新庄&凛の味方に転じた弁護士・山崎忠を演じた深澤辰哉(Snow Man)のクランクアップは、最終話に登場する法廷シーン。本作で弁護士役に初挑戦し、裁判の場面も体験した深澤に贈られた花束はメンバーカラーの紫。「共演者の皆さんに毎日勉強させていただき、ご一緒できてうれしく思います。スタッフの皆さんの“いい作品を作りたい”という思いが伝わってきて、演じている僕たちもすごくやりやすく、いい現場だなと思いました」と感謝を語り、「また大きくなって、皆さんとお仕事できるように頑張ります!! これからも深澤辰哉、Snow Manをよろしくお願いいたします!!」と、最後まで明るく振る舞っていた深澤は、記念撮影でも充実感に満ちた笑顔を見せた。 医学博士・水原由紀子を演じた内田有紀は斎藤と同時にクランクアップ。「本当に夏の過酷な撮影を一緒に頑張っていただきありがとうございました」と感謝を送り、「ある日、大変なセリフを終えたあとの柚乃さんに、『ご褒美においしいものを食べに行くの?』と聞いたら『明日の稽古をします』と答えられたんです」と、永尾とのエピソードを披露。「(その姿勢に)私も初心を忘れずに、慢心ならず、感謝を忘れず、精いっぱい自分ができることをコツコツと頑張るという、基本的なことが大事なんだなと改めて勉強になりました。ぜひまたどこかでお会いしましょう!」と現場で得た気持ちを語った。もちろん、内田も永尾のサプライズ訪問を知らずだったため、ビックリが入り混じったクランクアップとなった。 須之内刑事を演じた江口は、斎藤とツーショットの夜のシーンで撮影終了。「本当に夏のオールロケは暑かったですね。クランクインしてからずっと追いかけていました! 皆さんのフォローがあってここまでやってこれました。ありがとうございました!」とあいさつ。贈呈されたのは情熱の刑事にピッタリな、真っ赤な花束。これを手に、斎藤とがっちり握手を交わした。 豪華キャストが夏の暑さにも負けず、全身全霊で演じきった本作も、いよいよ明日9月2日で最終回。あの“誘拐の日”に一体何が起きたのか──。すべてが明らかになる中、新庄と凛、そして2人を取り巻く人々の運命はどうなっていくのか。超衝撃の結末が待っている。

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