制限速度超え信号無視で男性はねられ大けが 千葉県警が60歳警部補を停職6カ月

2025年1月、千葉県富里市の交差点で、信号無視をして道路を横断していた男性をはね、大けがをさせたとして県警は8月29日、60歳の警部補を停職の懲戒処分としました。 停職6カ月の懲戒処分を受けたのは、成田警察署地域課の60歳の男性警部補です。 県警によりますと、警部補は1月、通勤途中に富里市の交差点で、制限を超える速度で走行して信号を無視し、道路を横断していた70代の男性を車ではねて、大けがをさせたということです。 警部補は過失運転致傷の疑いで逮捕・送検され、その後一時、釈放されていましたが、5月には危険運転致傷の疑いで書類送検されています。 けがをした男性はいまも入院していて、意識不明の重体だということです。 県警の有賀隆首席監察官は、「悲惨な交通事故を抑止すべき警察官が重傷事故を発生させたことは誠に遺憾であり、被害者関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。 なお、警部補は8月29日付で依願退職したということです。

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