墓参り用「シバ」無人販売所から料金箱盗んだ疑いで男逮捕 一方で“手紙と料金”置いた人も【長崎】

墓参りに来た人のために設置されている「シバ」の無人販売所から、現金の入った料金箱を盗んだとして、60代の男が窃盗容疑で逮捕されました。 逮捕されたのは長崎市に住む61歳の無職の男です。 警察の調べによりますと、男は5月30日午前7時半頃〜午後2時半頃までの間、長崎市上大野町に設置された墓参り用の「シバ」の無人販売所から、現金およそ5千円が入った料金箱を盗んだ疑いが持たれています。 警察では料金箱がなくなっていることに気づいた管理者から6月4日に届けを受け、所要の捜査の結果男の犯行が明らかになったとして、1日、窃盗容疑で逮捕しました。 男は「間違いないです」などと話し容疑を認めており、動機については「生活のため」とする趣旨の話をしているということです。 この無人販売所では、墓参りする人のために「シバ」が一束100円で売られており、料金箱が盗まれた後に購入した人の中には「2時半に来ましたがお金を入れるところが分かりませんでした」などと書いた手紙と共に、お金をビニール袋に入れて置いていた人もいたということです。

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