ベトナム人技能実習生に不法就労あっせんか ゴミ収集会社の実質経営者の男ら3人を逮捕「20人前後のベトナム人を雇っていた」

ベトナム人に不法就労あっせんの疑いでブローカーが逮捕です。 8月31日、不法就労助長の疑いで逮捕された、奈良県葛城市のゴミ収集会社「高栄開発」の実質経営者・大橋龍二容疑者(39)ら男3人。 今年5月、警察は八尾市内にあるゴミ収集会社に家宅捜索に入り、ここで働いていた20代から30代のベトナム人の男3人を、不法残留などの疑いで逮捕。このベトナム人3人を出向させ、不法就労をさせていたのが大橋容疑者らだったとみられています。 (逮捕されたベトナム人)「技能実習生として来日し、大阪で型枠工をしていたが、給料が安かったので逃げだした」 いま全国では技能実習生として来日したベトナム人が、過酷な労働環境から失踪するケースが相次いでいて、大橋容疑者らは、こうした境遇にあるベトナム人に技能実習生には認められていないゴミ収集の仕事をさせていたとみられています。 取り調べに対し大橋容疑者は容疑を認めていて、逮捕前の調べには「20人前後のベトナム人を雇っていた」と話していたということです。 警察は、出向先の八尾市のゴミ収集会社についても不法就労助長の疑いを視野に捜査を続けています。

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