弁護士の橋下徹氏(56)が2日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜後1・50)に生出演。サントリーHDの新浪剛史会長(66)が1日付で辞任したことを受け、コメントした。 捜査関係者によると、新浪氏については福岡県警が8月末に違法薬物事件をめぐって都内の自宅を家宅捜索していた。7月に違法薬物事件で逮捕された男の捜査の関連で、新浪氏が関係先として浮上。本人は関与を否定し、違法薬物も見つかっていないという。 橋下氏は「新浪さんは、今のところは適法だという認識だということで、“故意ではなかった”ということなんだと思う。ただサントリーという会社はサプリも扱っている。ですからそれが故意だとか罪になるのかどうかよりも、こういう事態になったということで辞任ということ。これが民間の厳しさ」と語った。 そして「永田町の国会議員の政治と金の問題について、疑いが物凄い濃厚であるにも関わらず、これは適法だと思ってた、ルールに違反するとは思ってなかったってみんな残ってる」と続け、今回の処分については「これはやっぱり民間のけじめの付け方だと思いますけどね」と付け加えた。 番組MCを務める青木源太アナウンサーが「状況はまだ分かりませんけど」と前置きしつつ、海外とのルールの違いに触れ、「サプリを購入した時に日本では違法な成分が含まれているということもある?」と質問すると、橋下氏は「それは国内において違法かどうかが問題」と断言した。 また「仮に外国で認められていたとしても、日本の国内でダメであればダメ。新浪さんは適法だと思っていたということなんでしょうけど、こういう事態において責任を取ったということでしょうね」と話していた。