【詳報】5月の中国道死亡事故、直前にオートバイ7台連ね集団暴走疑い 岡山県警が神戸市の54歳男ら6人逮捕、死亡男性も書類送検方針

岡山県津山市の中国自動車道で5月、仲間とオートバイでツーリング中の大阪市、飲食店経営男性=当時(52)=が死亡した事故で、岡山県警は2日、事故直前にグループが集団暴走していた疑いが強まったとして、道交法違反(共同危険行為)容疑で、神戸市の建築業のA男(54)ら男6人を逮捕した。 6人の逮捕容疑は男性と共謀。5月3日午前11時5分ごろ、岡山県勝央町福吉から津山市池ケ原までの中国道下り線約1・6キロ区間で、オートバイ7台を連ねて制限速度(時速80キロ)を超える120キロ以上で走行し、前方の車を走行車線から次々追い越すなど交通の危険を生じさせた疑い。県警は認否を明らかにしていない。 県警によると、グループはこの日、14台14人で四国へ向かう途中、男性とA男のオートバイが転倒して男性が死亡した。事故の捜査過程で容疑が浮上し、目撃情報やドライブレコーダー映像から男性を含む7人を特定した。男性も容疑者死亡のまま書類送検する方針。 他の逮捕者は、いずれも大阪市の自営業のB男(54)、建設業のC男(52)、会社員のD男(33)、いずれも大阪府で会社員のE男(57)とF男(55)。

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