韓国の特別検察官が、いわゆる“統一教会”のトップ・韓鶴子総裁に任意の取り調べを要請したと韓国メディアが伝えました。 韓国の尹錫悦前大統領の妻・金建希氏は、“統一教会”から高級ブランド品などを贈られた見返りに、教団の事業が韓国政府の援助を受けられるよう働きかけたなどとして起訴されています。 韓国メディアによりますと、すでに逮捕された教団関係者は、「韓鶴子総裁に報告し、許可を得て実行した」などと、教団ぐるみの関与を示唆しています。 一方、韓総裁は「いかなる不法な政治的請託や金銭取引を指示したことはない」と、自らの関与を否定しています。 こうした中、特別検察官が韓総裁に対して、来週8日に任意聴取に応じるよう求めたということです。要請に対して韓総裁から返答はまだなく、聴取に応じるかはわかっていません。