長崎県佐世保市を中心に窃盗などを繰り返し、逮捕されていた男がこれまでに58件の事件に関与し、盗んだ物品を売却して約2千万円の犯罪収益を得ていたことが分かりました。 警察によりますと、男は今年5月に邸宅侵入と窃盗の容疑で逮捕されていました。その後の捜査で、男は2022年7月から今年5月の逮捕までの約3年間に、佐世保市などで発生した空き家や一般住宅を狙った邸宅侵入や窃盗等、合わせて58件に関与していました。 被害総額は約472万円相当で、そのうち現金被害は約26万円でした。男は盗んだ品物を古物商などの持ち込み売却することで、およそ2千万円の犯罪収益を得ていました。 佐世保警察署は、8日までにこの58件の事件について長崎地方検察庁佐世保支部に追送致し、一連の捜査を終結したということです。