8日夜、福岡県久留米市の自宅に灯油のような液体を撒いたとして72歳の男が現住建造物等放火予備の疑いで逮捕されました。 男は「妻にいやがらせのために灯油を撒いただけで、放火をするつもりはありませんでした」などと話し、容疑を否認しています。 現住建造物等放火予備の疑いで逮捕されたのは、久留米市南に住む72歳の無職の男です。 72歳の男は8日午後7時ごろ、妻と金銭を巡って口論になったのち、自宅の台所に灯油のような液体を撒いて放火をしようとした疑いが持たれています。 72歳の男からの110番通報を受けた警察が、通報内容を理解できなかったため、現場に駆けつけところ、灯油のような液体が撒かれているのを確認。 夫婦に事情を聴いたところ、男が事件に関与した疑いが強まったため、逮捕したということです。 取り調べに対し、72歳の男は「妻と口論になって台所あたりの床に灯油を撒いたことは間違いありません」「妻に対していやがらせのために灯油を撒いただけで放火をするつもりはありませんでした」などと話し、容疑を否認しています。