【マニラ共同】フィリピン入国管理局は9日、同国で活動してきた暴力団系の詐欺・窃盗集団「JPドラゴン」を巡り、拘束中のメンバー6人を10日に日本へ送還すると発表した。6人は10日午前のマニラ発便に搭乗、同日午後に成田空港(千葉県成田市)に到着する。 6人のうち5人は、福岡簡裁が窃盗容疑で逮捕状を出し、フィリピン入管などが5月にマニラで拘束したメンバー。入管がJPドラゴンの「幹部」とみる、モリヒロ・マサト容疑者とヤマネ・リンタロウ容疑者が含まれている。 リーダーの吉岡竜司容疑者は引き続きフィリピン側が拘束する。